法人カードでマイルを貯めるなら、還元率だけでなく、ANA・JALへの交換条件、年間移行上限、移行手数料まで確認することが重要です。経費決済額が大きいほどカードごとの差も広がるため、年間決済額や利用する航空会社をもとに選ぶ必要があります。
- ANA・JALマイルが貯まるおすすめ法人カード6選
- マイル還元率・移行上限・年間コストの違い
- 年間決済額別の獲得マイルとカードの選び方
【30秒でわかる】目的・条件別おすすめ法人カード
法人カードでマイルを貯める場合は、利用する航空会社と年間決済額を基準に選ぶのが基本です。JALマイルの還元率を重視するならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス、ANAマイルを中心に貯めるならANA JCB法人カード、ANA・JALの両方へ交換するならラグジュアリーカードがおすすめです。
| 目的・条件 | おすすめ法人カード | 主な交換先 | 選ぶ理由 |
| JALマイルを高還元で貯める | セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス®・カード | ・JAL ・ANA | ・JALマイル還元率最大1.125% ・経費決済でJALマイルを貯められる |
| ANA・JALの両方へ交換する | ラグジュアリーカード | ・ANA ・JAL ・ユナイテッド航空 | ・3社のマイルへ交換可能 ・マイル移行上限なし ・交換手数料無料 |
| 複数の航空会社を利用する | アメリカン・エキスプレス®・ ビジネス・ゴールド・カード | ・ANA ・JAL ・キャセイ ・シンガポール航空など | ・国内外の複数航空会社へ交換可能 ・航空会社を固定しない場合に有効 |
| JALマイルを直接貯める | JALダイナース ビジネス・アカウントカード | ・JAL | ・経費決済100円につき1マイル ・ポイント移行不要で直接積算 |
| 年会費を抑えてマイルへ交換する | JCB Biz ONE一般 | ・ANA ・JAL ・デルタ航空 | ・一般カードは年会費無料 ・ANA・JALの両方へ交換可能 |
| ANAマイルを中心に貯める | ANA JCB法人カード | ・ANA | ・通常利用で100円につき1マイル相当 ・搭乗ボーナスマイルにも対応 |
マイル還元率が高くても、年間移行上限や移行手数料によって実際に獲得できるマイル数は変わります。年間決済額が大きい法人ほど、還元率だけでなく移行上限と年間コストまで確認することが重要です。
マイルが貯まる法人カードの失敗しない選び方5つのポイント
法人カードでマイルを貯める場合は、航空会社、実質マイル還元率、移行上限、移行コスト、年間決済額の5点を確認します。
1. 貯める航空会社をANA・JAL・複数航空会社から決める
まず、どの航空会社のマイルを貯めるか決めます。ANA中心ならANAマイル、JAL中心ならJALマイル、航空会社を固定しない場合は複数社へ交換できるカードを選びます。
- ANA便中心ならANAマイルへの交換条件
- JAL便中心ならJALマイル還元率
- 複数社を利用するなら交換先の多さ
2. ポイント還元率ではなく実質マイル還元率で比較する
ポイント還元率とマイル還元率は同じではありません。カード利用額に対して、最終的に何マイル貯まるかで比較します。
- ポイント付与率
- マイル交換レート
- ボーナスポイントの扱い
- マイル移行に必要な費用
100万円の決済で10,000マイル貯まる場合、実質マイル還元率は1%です。
3. 年間マイル移行上限を確認する
年間決済額が大きい法人では、移行上限の有無が重要です。高還元でも上限に達すると、その後の決済分を同じ条件でマイル化できません。
- 年間のマイル移行上限
- 上限到達後のポイント付与
- 翌年度への繰り越し条件
高額決済では、還元率だけでなく年間で移行できる最大マイル数まで確認します。
4. マイル移行手数料・参加料を含めた実質コストで判断する
マイルを高還元で貯めるには、年会費以外の費用が発生するカードがあります。年間コストはまとめて確認します。
- カード年会費
- マイル移行手数料
- マイルプログラム参加料
- 追加カード年会費
還元率が高くても、追加費用が大きければ実質的なメリットは小さくなります。
5. 年間決済額と年会費のバランスで選ぶ
年間決済額が増えるほど、年会費に対して獲得できるマイル数も増えます。一方、決済額が少ない場合は低コストのカードが有利です。
- 年間300万円
- 年間500万円
- 年間1,000万円
- 年間3,000万円
後半では、決済額ごとに獲得できるマイル数を比較します。
【比較表】マイルが貯まるおすすめ法人カード6選
マイルが貯まる法人カード6種類のカードシリーズを、年会費、主な交換先、実質マイル還元率、年間移行上限、マイル関連費用で比較します。
| 法人カード | 年会費(税込) | 主な交換先 | 実質マイル還元率 | マイル移行上限 | マイル関連費用 |
| セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス®・カード | ・初年度無料 ・2年目以降33,000円 | ・JAL ・ANA | ・JAL最大1.125% | ・JAL 15万マイル※ | ・SAISON MILE CLUB 年5,500円 |
| ラグジュアリーカード | ・Titanium 55,000円 ・Black 110,000円 ・Gold 220,000円 | ・ANA ・JAL ・ユナイテッド航空 | ・Titanium 0.6% ・Black 0.75% ・Gold 0.9% | ・上限なし | ・移行手数料無料 |
| アメリカン・エキスプレス®・ ビジネス・ゴールド・カード | ・49,500円 | ・ANA ・JAL ・キャセイ ・シンガポール航空など | ・ANA最大1.0% ・JAL最大0.4% ・その他最大0.8% | ・ANA 4万マイル | ・リワード・プラス 年3,300円 ・ANAコース 年5,500円 |
| JALダイナース ビジネス・ アカウントカード | ・JALダイナース 34,100円 ・年間手数料11,000円 合計:45,100円 | ・JAL | ・JAL 1.0% ・特約店2.0% | ・移行不要 | ・移行手数料なし |
| JCB Biz ONE一般 | ・一般 永年無料 | ・ANA ・JAL ・デルタ航空 | ・ANA 0.6% ・JAL 0.6% ・デルタ 0.6% | ・公式情報で明確な年間上限の記載なし | ・移行手数料無料 |
| ANA JCB法人カード | ・一般2,475円 ・ワイド12,925円 ・ゴールド20,900円 | ・ANA | ・通常利用1.0% | ・公式情報で明確な年間上限の記載なし | ・一般・ワイド 年5,500円 ・ゴールド無料 |
JALマイルを高還元で貯めるならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス、JALマイルを直接貯めるならJALダイナース ビジネス・アカウントカードが有力です。ANA・JALを使い分けるならラグジュアリーカード、ANA中心ならANA JCB法人カードを選びます。
【目的別】マイルが貯まるおすすめ法人カード6選
マイルが貯まる法人カードは、利用する航空会社、年間決済額、マイル移行上限によって選択肢が変わります。JAL高還元、ANA特化、複数航空会社への交換、高額決済など、目的別に6つのカード・シリーズを紹介します。
【JALマイルを高還元で貯める】セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

対象 :個人事業主・経営者
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、経費決済でJALマイルを高還元で貯める法人カードです。SAISON MILE CLUBに登録すると、JALマイル還元率は最大1.125%。サービス年会費は5,500円(税込)、移行上限はSAISON MILE CLUBの有効期間内15万JALマイルです。
このカードのポイント
- JALマイル還元率は最大1.125%
- SAISON MILE CLUBの有効期間内15万JALマイルまで移行可能
- カード利用枠は最大9,990万円で高額決済にも対応
| 項目 | 内容 |
| 国際ブランド | |
| 年会費 | 年会費33,000円(税込) |
| カード利用枠 | 最大9,990万円(審査により個別設定) |
| ポイント還元率 | 基本0.5%相当
|
| 発行スピード | 最短3営業日 |
| 追加カード | 年会費 :3,300円(税込) |
| ETCカード | 年会費:無料 |
| 申込対象 | ・個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入がある方 |
詳細を見る
| 項目 | 内容 |
| 旅行傷害保険(海外) | 最高1億円(利用付帯)※1 |
| 旅行傷害保険(国内) | 最高5,000万円(利用付帯)※2 |
| 各種補償 | ショッピング安心保険:年間最高300万円(購入日から120日間補償) |
| 空港ラウンジサービス | ・国内の主要空港内ラウンジ無料 |
| キャンペーン | 新規入会後3か月間は、ショッピング利用で永久不滅ポイントを4倍付与(1,000円(税込)ごとに4ポイント) |

【ANA・JALの両方に交換する】ラグジュアリーカード

対象:法人代表者・個人事業主
ラグジュアリーカードは、ANA・JAL・ユナイテッド航空のマイルへ交換できる法人決済用カードです。Titanium・Black・Goldの3券種があり、いずれもマイル交換数に上限がありません。年間1,000万円以上など高額な経費決済では、移行上限を気にせずマイルを貯められる点が強みです。
このカードのポイント
- ANA・JAL・ユナイテッド航空へ上限なく交換可能
- Goldは100万円利用につき9,000マイル相当
- 事前入金を利用すれば最大9,990万円の決済にも対応
マイル還元率だけで選ぶならGoldが最も高く、年会費とのバランスを重視するならTitanium、還元率と付帯サービスの両方を重視するならBlackが比較対象になります。
| 項目 | Titanium | Black | Gold |
| 国際ブランド | |||
| 年会費 | ・55,000円(税込) | ・110,000円(税込) | ・220,000円(税込) |
| 利用可能枠 | ・一律の制限なし ・事前入金で最大9,990万円 | ・一律の制限なし ・事前入金で最大9,990万円 | ・一律の制限なし ・事前入金で最大9,990万円 |
| ポイント還元率 | ・1.0% | ・1.25% | ・1.5% |
| マイル還元率 | ・0.6% | ・0.75% | ・0.9% |
| 100万円利用時 | ・6,000マイル | ・7,500マイル | ・9,000マイル |
| 主な交換先 | ・ANA ・JAL ・ユナイテッド航空 | ・ANA ・JAL ・ユナイテッド航空 | ・ANA ・JAL ・ユナイテッド航空 |
| マイル移行上限 | ・上限なし | ・上限なし | ・上限なし |
| 追加カード | ・最大4枚 | ・最大4枚 | ・最大4枚 |
| ETCカード | ・年会費無料 | ・年会費無料 | ・年会費無料 |
| 発行スピード | ・最短5営業日 | ・最短5営業日 | ・最短5営業日 |
| 詳しくは公式サイトへ | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
【複数航空会社のマイルに交換する】アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード

対象:法人代表者・個人事業主
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードは、ANA・JALを含む複数の航空会社へポイントを移行できる法人カードです。通常100円につき1ポイントが貯まり、メンバーシップ・リワード・プラス登録後はANAで1,000ポイント=1,000マイル、JALで2,500ポイント=1,000マイル、その他の提携航空会社では1,250ポイント=1,000マイルが基本です。
メンバーシップ・リワード・プラスはビジネス・ゴールド入会初年度は無料で自動登録され、2年目以降は年3,300円(税込)です。ANAへ移行する場合は、別途ANAコースの年5,500円(税込)が必要で、年間4万ANAマイルが上限です。
このカードのポイント
- 海外出張で航空会社を使い分ける法人でも活用できる
- ANA・JALを含む多数の航空会社へ交換可能
- ANAマイル還元率は最大1.0%
ANAだけを貯める場合は年間4万マイルの移行上限があります。年間決済額が大きい法人では、ANA JCB法人カードや移行上限のないラグジュアリーカードとの違いを確認してください。
※航空会社ごとに移行レート・最小移行単位が異なりますので、ポイント移行 提携パートナーのサイトを参照してください。
| 項目 | 内容 |
| 国際ブランド | |
| 年会費 | 49,500円(税込) |
| カード利用枠 | 一律の制限なし |
| ポイント還元率 | 基本100円=1ポイント |
| 発行スピード | 個人事業主:約1週間 |
| 追加カード | 年会費 |
| ETCカード | 年会費:無料 |
| 申込対象 | ・法人の代表者 |
詳細を見る
| 項目 | 内容 |
| 旅行傷害保険(海外) | 最高1億円(利用付帯)※1 |
| 旅行傷害保険(国内) | 最高5,000万円(利用付帯)※2 |
| 各種補償 | ショッピング・プロテクション® |
| 空港ラウンジサービス | 主要な国内空港とハワイホノルルの空港のラウンジを無料で利用可能 |
| キャンペーン | 新規入会かつ利用条件達成で、合計最大170,000ポイント※4 |
| 連携できるシステム | API連携を実現 |
【JALマイルを直接貯める】JALダイナース ビジネス・アカウントカード

対象:法人代表者・個人事業主
JALダイナース ビジネス・アカウントカードは、経費決済100円につき1JALマイルを直接貯められるカードです。JALカード特約店では100円につき2マイルとなり、ポイントからマイルへ移行する手続きも必要ありません。
このカードのポイント
- 経費決済100円につき1JALマイルを直接積算
- JALカード特約店では100円につき2マイル
- 個人口座と法人口座を分けて経費管理できる
| 項目 | 内容 |
| 国際ブランド | |
| 年間コスト | ・合計45,100円(税込) JALダイナース年会費:34,100円(税込) ビジネスアカウントカード年間手数料:11,000円(税込) |
| 利用可能枠 | ・一律の制限なし |
| JALマイル還元率 | ・通常1.0% ・JALカード特約店2.0% |
| マイル移行 | ・不要 ・JMB口座へ直接積算 |
| 支払口座 | ・個人口座 ・法人口座 |
| ETCカード | ・最大5枚 |
| 発行条件 | ビジネス・アカウントカードだけを単独で発行することはできません。 JALダイナースカードと2枚持ちする必要があるため、カード維持コストは合計で判断してください。 |
【年会費を抑えてANA・JALマイルに交換する】JCB Biz ONE 一般

対象:法人代表者・個人事業主(代表者1名利用向け)
JCB Biz ONE 一般は年会費無料で、通常200円につきJ-POINTが2ポイント貯まる法人カードです。J-POINTはANA・JAL・デルタ航空のマイルへ1ポイント=0.6マイルで交換できるため、実質マイル還元率は0.6%です。
このカードのポイント
- 年会費永年無料
- ANA・JAL・デルタ航空へ交換可能
- 通常利用でも実質マイル還元率0.6%
マイル還元率ではセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスやANA JCB法人カードを下回りますが、年会費をかけずANA・JALの両方へ交換できる点が強みです。
| 項目 | 内容 |
| 国際ブランド | |
| 年会費 | 永年無料 |
| カード利用枠 | ~500万円※1 |
| ポイント還元率 | 基本1.0% |
| 発行スピード | 最短5分※3 |
| 追加カード | なし |
| ETCカード | 年会費:初年度無料、次年度以降は条件により無料※4 |
| 申込対象 | ・法人代表者または個人事業主(フリーランス・副業含む) |
詳細を見る
| 項目 | 内容 |
| キャンペーン | 【2026年4月1日(水)〜9月30日(水)】 |
| 連携できるシステム | 資金管理・キャッシュフロー改善ポータル |
【ANAマイルを中心に貯める】ANA JCB法人カード

対象 法人・個人事業主
ANA JCB法人カードは、カード利用200円につき1 J-POINTが貯まり、通常獲得ポイントを1ポイント=2ANAマイルで移行できる法人カードです。通常利用では100円につき1マイル相当となります。一般、ワイド、ワイドゴールドの3券種があり、搭乗ボーナスやマイル移行手数料が異なります。
このカードのポイント
- 通常利用で100円につき1ANAマイル相当
- ANA便の搭乗でボーナスマイルを獲得
- ワイドゴールドはマイル移行手数料が無料
一般・ワイドは年度初回のマイル移行時に5,500円(税込)の手数料がかかります。経費決済額が大きい場合やANA便への搭乗回数が多い場合は、移行手数料無料で搭乗ボーナス25%のワイドゴールドも比較対象になります。
ANA JCB法人カードの3券種の主な違いは以下のとおりです。
| 項目 | 一般 | ワイド | ワイドゴールド |
| 国際ブランド | ![]() | ![]() | ![]() |
| 年会費 | ・初年度無料 ・2年目以降2,475円(税込) | ・12,925円(税込) | ・20,900円(税込) |
| カード利用枠 | ・10万~500万円 | ・10万~500万円 | ・50万~500万円 |
| 通常マイル還元率 | ・1.0% | ・1.0% | ・1.0% |
| 通常ポイント移行 | ・1 J-POINT→2マイル | ・1 J-POINT→2マイル | ・1 J-POINT→2マイル |
| マイル移行手数料 | ・年5,500円(税込) | ・年5,500円(税込) | ・無料 |
| 入会・継続ボーナス | ・各1,000マイル | ・各2,000マイル | ・各2,000マイル |
| 搭乗ボーナス | ・通常フライトマイル+10% | ・通常フライトマイル+25% | ・通常フライトマイル+25% |
| 追加カード | ・発行枚数:複数枚 ・825円(税込) ・本会員無料時は追加カードも無料 | ・発行枚数:複数枚 ・825円(税込) | ・発行枚数:複数枚 ・4,400円(税込) |
| ETCカード | ・年会費無料 ・複数枚発行可能 | ・年会費無料 ・複数枚発行可能 | ・年会費無料 ・複数枚発行可能 |
| 空港ラウンジ | ・なし | ・なし | ・あり |
ANAマイルを貯める法人カードを詳しく比較する場合は、下記のANAマイルが貯まる法人カードおすすめ比較で、還元率・年会費・搭乗ボーナス・年間決済額別の獲得マイルを解説しています。
年間決済額別に貯まるマイルを法人カードごとに比較
年間決済額によって、法人カードで獲得できるマイル数は大きく変わります。ここでは年間1,000万円決済した場合の獲得マイル数が多い順に並べ、年間300万円・500万円・1,000万円・3,000万円で比較します。
以下は通常のカード決済を前提とした概算です。キャンペーン、特約店、搭乗ボーナスなどは含みません。年会費やマイル移行関連費用もマイル数から差し引いていません。
JALマイルを貯める場合の獲得マイル比較
JALマイルへ移行できるカードを、年間1,000万円決済した場合の獲得マイル数が多い順に比較します。
| 法人カード | 年間300万円 | 年間500万円 | 年間1,000万円 | 年間3,000万円 |
| セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス®・カード | ・33,750マイル | ・56,250マイル | ・112,500マイル | ・150,000JALマイルを自動移行 (永久不滅ポイント交換分を含め206,250マイル相当※) |
| JALダイナース ビジネス・ アカウントカード | ・30,000マイル | ・50,000マイル | ・100,000マイル | ・300,000マイル |
| ラグジュアリーカード Gold | ・27,000マイル | ・45,000マイル | ・90,000マイル | ・270,000マイル |
| ラグジュアリーカード Black | ・22,500マイル | ・37,500マイル | ・75,000マイル | ・225,000マイル |
| ラグジュアリーカード Titanium | ・18,000マイル | ・30,000マイル | ・60,000マイル | ・180,000マイル |
| JCB Biz ONE一般 | ・18,000マイル | ・30,000マイル | ・60,000マイル | ・180,000マイル |
| アメリカン・エキスプレス®・ ビジネス・ゴールド・カード | ・12,000マイル | ・20,000マイル | ・40,000マイル | ・120,000マイル |
年間1,000万円ではセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスが最も多く、年間3,000万円では移行上限のないJALダイナースやラグジュアリーカード Goldが上回ります。
ANAマイルを貯める場合の獲得マイル比較
ANAマイルへ移行できるカードを、年間1,000万円決済した場合の獲得マイル数が多い順に比較します。
| 法人カード | 年間300万円 | 年間500万円 | 年間1,000万円 | 年間3,000万円 |
| ANA JCB法人カード (一般・ワイド・ワイドゴールド) | ・30,000マイル | ・50,000マイル | ・100,000マイル | ・300,000マイル |
| ラグジュアリーカード Gold | ・27,000マイル | ・45,000マイル | ・90,000マイル | ・270,000マイル |
| ラグジュアリーカード Black | ・22,500マイル | ・37,500マイル | ・75,000マイル | ・225,000マイル |
| ラグジュアリーカード Titanium | ・18,000マイル | ・30,000マイル | ・60,000マイル | ・180,000マイル |
| JCB Biz ONE一般 | ・18,000マイル | ・30,000マイル | ・60,000マイル | ・180,000マイル |
| アメリカン・エキスプレス®・ ビジネス・ゴールド・カード | ・30,000マイル | ・40,000マイル※ | ・40,000マイル※ | ・40,000マイル※ |
| セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス®・カード | ・9,000マイル | ・15,000マイル | ・30,000マイル | ・90,000マイル |
年間1,000万円ではANA JCB法人カードが10万マイルで最多です。年間500万円を超えるとアメックス・ビジネス・ゴールドはANAの移行上限に達するため、決済額が大きいほど他カードとの差が広がります。
ANA・JALの両方へ移行できる法人カードの獲得マイル比較
ANA・JALのどちらにも移行できるカードだけを比較します。年間1,000万円時のANA・JALのうち、獲得マイル数が少ない方を基準に並べています。
| 法人カード | 年間300万円 | 年間500万円 | 年間1,000万円 | 年間3,000万円 |
| ラグジュアリーカード Gold | ・JAL 27,000マイル ・ANA 27,000マイル | ・JAL 45,000マイル ・ANA 45,000マイル | ・JAL 90,000マイル ・ANA 90,000マイル | ・JAL 270,000マイル ・ANA 270,000マイル |
| ラグジュアリーカード Black | ・JAL 22,500マイル ・ANA 22,500マイル | ・JAL 37,500マイル ・ANA 37,500マイル | ・JAL 75,000マイル ・ANA 75,000マイル | ・JAL 225,000マイル ・ANA 225,000マイル |
| ラグジュアリーカード Titanium | ・JAL 18,000マイル ・ANA 18,000マイル | ・JAL 30,000マイル ・ANA 30,000マイル | ・JAL 60,000マイル ・ANA 60,000マイル | ・JAL 180,000マイル ・ANA 180,000マイル |
| JCB Biz ONE一般 | ・JAL 18,000マイル ・ANA 18,000マイル | ・JAL 30,000マイル ・ANA 30,000マイル | ・JAL 60,000マイル ・ANA 60,000マイル | ・JAL 180,000マイル ・ANA 180,000マイル |
| アメリカン・エキスプレス®・ ビジネス・ゴールド・カード | ・JAL 12,000マイル ・ANA 30,000マイル | ・JAL 20,000マイル ・ANA 40,000マイル | ・JAL 40,000マイル ・ANA 40,000マイル | ・JAL 120,000マイル ・ANA 40,000マイル |
| セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス®・カード | ・JAL 33,750マイル ・ANA 9,000マイル | ・JAL 56,250マイル ・ANA 15,000マイル | ・JAL 112,500マイル ・ANA 30,000マイル | ・150,000JALマイルを自動移行 (永久不滅ポイント交換分を含め206,250マイル相当※) ・ANA 90,000マイル |
ANA・JALを同じ条件で使い分けるなら、ラグジュアリーカードは両方の交換レートが同じため比較が簡単です。一方、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスはJAL、アメックス・ビジネス・ゴールドはANAの方が交換条件が良いため、主に貯める航空会社によって評価が変わります。
そもそもマイルとは?法人カードで貯まる仕組みを解説
マイルは、航空会社のマイレージプログラムで貯まる特典です。法人カードでは、経費決済で貯まったポイントをANAやJALなどのマイルへ交換する方法が一般的ですが、カード利用額に応じて直接マイルが貯まるカードもあります。
マイルとは何か
マイルとは、航空会社のマイレージプログラムで貯められる特典ポイントのことです。利用者は、利用する航空会社のマイレージプログラムへ登録することで、飛行機の搭乗ごとにマイルを貯められます。登録は原則無料で、ANAマイレージクラブやJALマイレージバンクなどが代表的です。
貯まったマイルは、次のような用途に使えます。
- 特典航空券への交換
- 座席のアップグレード
- 航空会社や提携先が定める特典への交換
このように、マイルは単なるポイントではなく、航空券代の節約や移動の利便性向上につながる特典として活用できます。
法人カードでマイルが貯まる仕組み
法人カードでマイルを貯める方法は、大きく分けて「カード利用で貯まったポイントをマイルへ交換する方法」と「カード利用額に応じて直接マイルが貯まる方法」の2つです。
つまり、法人カードでマイルが貯まる流れは次の通りです。
- 法人カードで経費を支払う
- 利用額に応じてポイントが貯まる
- 貯まったポイントをANAやJALのマイルへ交換する
一方、JALダイナース ビジネス・アカウントカードなど、カード決済によって直接マイルが積算される法人カードもあります。
出張費だけでなく、広告費、通信費、備品購入費、仕入れなどを法人カードへ集約することで、日常の事業支出をマイル獲得につなげられます。
法人カードでマイルを貯める際の確認ポイント
法人カードによって、マイルへの交換条件は異なります。特に確認する項目は次の4つです。
- ANA・JALなどの交換先
- ポイントからマイルへの交換レート
- マイル移行手数料やプログラム参加費
- 年間のマイル移行上限
ポイント還元率が高くても、マイルへの交換レートが低ければ実際に獲得できるマイル数は少なくなります。法人カードをマイル目的で選ぶ場合は、ポイント還元率ではなく、最終的に何マイル獲得できるかを確認することが重要です。
法人カードでマイルを貯めるメリット
法人カードでマイルを貯める最大の利点は、出張費だけでなく、広告費や通信費、備品購入費などの経費決済でもポイントやマイルを貯められます。
経費の支払いでマイルを貯められる
法人カードでマイルを貯める主なメリットは、日常の経費決済をマイル獲得につなげ、出張コストの削減に活用できることです。追加カードを発行すれば、従業員の経費決済もまとめてポイントやマイルへ反映できます。
マイル獲得につなげられる主な支払いは次のとおりです。
- 出張費
- 広告費
- 通信費
- 備品購入費
- サブスクリプション費用
- 仕入れ代金
経費決済を法人カードへ集約するほど年間利用額が増えるため、まとまったマイルを獲得できます。
出張コストの削減につながる
貯めたマイルを特典航空券に交換して使えば、航空券代の負担を減らし、出張コストの削減につながります。ANA便やJAL便を継続的に利用する法人では、経費決済と搭乗の両方からマイルを貯められるカードもあります。
特にメリットが大きいのは、次のような企業です。
- 国内外への出張が多い
- ANA便やJAL便を継続して利用する
- 複数の従業員が航空機を利用する
特典航空券は、路線や時期によって必要マイル数や予約条件が異なります。出張で利用する場合は、必要マイル数と空席状況も確認しておく必要があります。
社員利用分のポイントを集約できる
追加カードを発行できる法人カードなら、従業員が利用した経費もまとめてポイントやマイルの対象にできます。
複数の従業員が出張費や接待費、備品購入費などをカード決済する法人では、本カードだけで決済するより年間利用額を増やせます。
また、従業員ごとの立替払いを減らしながら、経費決済を法人カードへ集約できる点もメリットです。
法人カードで貯めたマイルの使い道
法人カードで貯めたマイルの主な使い道は、特典航空券への交換です。経費決済で貯めたポイントをANAマイルやJALマイルへ交換し、国内線や国際線の航空券へ交換できます。
法人で活用する場合は、次のような場面があります。
- 国内出張の航空券
- 海外出張の航空券
- 従業員の出張手配
- 業務に関連する航空移動
航空券代が高くなる路線や時期にマイルを活用できれば、現金で支払う出張費を抑えられます。
ただし、特典航空券は路線や搭乗日によって必要マイル数が異なり、希望便に空席がない場合もあります。出張で利用する場合は、必要マイル数と予約可能な便を確認したうえで利用します。
法人カードでマイルを貯める際の注意点
法人カードでマイルを貯める場合は、交換先、移行上限、手数料、有効期限を確認しておく必要があります。カード利用額が大きい法人ほど、交換条件によって年間で獲得できるマイル数に差が出ます。
ポイントをマイルに交換できない法人カードがある
すべての法人カードがマイル交換に対応しているわけではありません。ポイントが貯まるカードでも、ANAやJALのマイルへ交換できない場合があります。
マイル目的で法人カードを選ぶ場合は、次の点を確認します。
- ANA・JALなど希望する航空会社へ交換できるか
- ポイントからマイルへの交換に対応しているか
- カード利用で直接マイルが貯まるか
ANAとJALの両方を利用する場合は、両方のマイルへ交換できるカードを選ぶと、航空会社を固定せずにポイントを活用できます。
交換条件や上限、手数料を確認する
マイルへ交換できるカードでも、年間移行上限や手数料などの条件は異なります。
特に確認する項目は次のとおりです。
- 最低交換ポイント
- 年間のマイル移行上限
- マイル移行プログラムの参加費
- マイル移行手数料
- 交換完了までの期間
年間決済額が大きい場合は、還元率が高くても移行上限に達すると、それ以上マイルへ交換できない場合があります。高額決済では、還元率と年間移行上限をセットで確認することが重要です。
マイルやポイントの有効期限に注意する
カード会社のポイントと航空会社のマイルでは、有効期限が異なる場合があります。ポイントを長期間保有してからマイルへ交換する場合は、両方の有効期限を確認する必要があります。
失効を防ぐために、次の点を確認します。
- カード会社のポイント有効期限
- ANA・JALなどへ移行した後のマイル有効期限
- ポイントやマイルの残高
- マイルを利用する予定時期
決済額が大きくても、ポイントやマイルを失効すると還元を活かせません。貯めるだけでなく、利用時期まで含めて管理することが重要です。
法人カードで貯めたマイルは個人利用できる?
法人カードの経費決済で貯めたマイルを、従業員や代表者が個人の判断で私的利用するのは避ける必要があります。特に法人では、ポイントやマイルの利用ルールを社内規程で定め、会社として管理することが重要です。
一方、個人事業主は法人とは扱いが異なります。マイルを利用した際の会計処理も含め、それぞれの事業形態に応じて管理します。
法人では個人の判断でマイルを私的利用しない
法人カードの利用によって貯まったポイントやマイルは、従業員が自由に使うのではなく、会社のルールに沿って管理します。
特に確認しておく項目は次のとおりです。
- マイルを利用できる人
- 出張など業務利用の範囲
- 私的利用を認めるか
- 利用時の申請や承認方法
- 利用履歴の管理方法
法人カードで貯まったポイントを従業員が会社の許可なく利用すると問題になる可能性があるため、マイルへ交換する場合も社内で利用ルールを明確にしておくことが重要です。
なお、個人事業主は法人と異なり、事業主個人と事業が別人格ではありません。ただし、事業利用で得たポイントやマイルを私用した場合は、用途に応じた会計・税務処理を確認する必要があります。
出張利用や会計処理で確認するポイント
法人カードで貯めたマイルを出張などに利用する場合は、誰が、いつ、どの業務で利用したのかを確認できるように管理します。
確認しておく項目は次のとおりです。
- 出張での利用ルール
- マイル利用時の申請・承認方法
- 利用したマイル数と用途の記録
- 経費精算や会計処理の方法
- 社内規程への記載
ポイントやマイルを利用した際の会計・税務上の処理は、取得方法や使い道によって異なる場合があります。判断が必要な場合は、税理士などの専門家へ確認してください。
法人カードのマイルに関するよくある質問
法人カードのマイル還元率は何%から高還元率といえる?
法人カードでは、実質マイル還元率1.0%以上が高水準の目安です。
ただし、還元率だけでなく、年間移行上限やマイル移行手数料も確認する必要があります。還元率が高くても移行上限が低いカードは、年間決済額が大きくなると獲得できるマイル数が伸びません。
マイルを貯めるならANAとJALのどちらがよい?
普段利用する航空会社で選ぶのが基本です。
ANA便の利用が多い法人はANAマイル、JAL便の利用が多い法人はJALマイルを優先します。ANAとJALの両方を利用する場合は、両方のマイルへ交換できる法人カードを選ぶと、利用する航空会社に応じて交換先を変更できます。
飛行機の利用が少なくてもマイル重視で選ぶべき?
飛行機をほとんど利用しない場合は、マイルを最優先にする必要はありません。
年会費、通常のポイント還元率、キャッシュバック、会計ソフト連携などを優先した方が、法人カードの特典を活用できます。マイル重視のカードは、ANAやJALを継続して利用する法人ほどメリットが大きくなります。
個人事業主におすすめのマイルが貯まる法人カードは?
年会費を抑えるなら、JCB Biz ONE 一般が選択肢です。年会費は永年無料で、貯まったJ-POINTをANA・JALなどのマイルへ移行できます。JCB公式でも個人事業主・フリーランスを申込対象としています。
JALマイルを優先する場合は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスがおすすめです。個人事業主も申し込みでき、SAISON MILE CLUB利用時はJALマイル還元率最大1.125%です。
年間決済額と利用する航空会社をもとに、前述の比較表から獲得マイル数を確認して選んでください。
法人カードで効率よくマイルを貯めよう
法人カードでマイルを貯めるなら、最初にANA・JALのどちらを中心に貯めるかを決め、年間決済額に応じた獲得マイル数で選ぶことが重要です。
ANAを継続して利用する法人ではANA JCB法人カード、JALを中心に貯める場合はセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスやJALダイナース ビジネス・アカウントカードが比較対象になります。ANA・JALの両方を利用する場合は、両方へ同じ条件で移行できるラグジュアリーカードも有力です。
また、還元率だけでなく、年間移行上限、移行手数料、年会費まで含めて確認する必要があります。経費決済を法人カードへ集約し、自社の年間決済額に合ったカードを選ぶことで、事業支出を継続的なマイル獲得につなげられます。
マイル以外も含めて法人カードを比較する場合は、下記の法人カードおすすめ比較も参考にしてください。



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