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個人事業主向けファクタリングおすすめ11社比較!個人でも使える?少額・即日対応を解説

更新日:
目次
個人事業主向けファクタリングおすすめ11社比較
個人事業主でもファクタリングは利用できる?
個人事業主におすすめのファクタリング11社
FREENANCE即日払い|1万円から最短5分
ペイトナー|1万円から最短10分
labol(ラボル)|1万円から一律10%で利用可能
PAYTODAY|開業直後の個人事業主にも対応
SoKuMo|最短30分・10万円から利用可能
日本中小企業金融サポート機構|FACTOR⁺Uなら最短40分
ビートレーディング|300万円未満なら最短50分
Easy factor|手数料2〜8%で上限まで明確
株式会社No.1|50万円以上の売掛金なら候補
GoodPlus|スマホで完全オンライン完結
QuQuMo|請求書と通帳を基本に最短2時間
個人事業主がファクタリング会社を選ぶ7つのポイント
1.個人事業主対応と明記されている会社を選ぶ
2.少額の請求書を買い取れるか確認する
3.手数料は最低料率だけで判断しない
4.開業直後なら確定申告書の要否を確認する
5.売掛先が法人か個人事業主か確認する
6.急ぎならオンライン完結型を優先する
7.ノンリコースか契約内容を確認する
個人事業主のファクタリング審査は甘い?
開業したばかりの個人事業主でもファクタリングできる?
個人事業主がファクタリングを使うメリット
銀行融資より短期間で資金調達できる
借入ではない
赤字でも申込できる場合がある
数万円単位の資金不足にも対応できる
個人事業主がファクタリングを利用するデメリット
手数料分だけ売上の手取りが減る
売掛金がなければ利用できない
売掛先によって利用できない場合がある
個人事業主がファクタリングを利用する流れ
1.ファクタリング会社へ申し込む
2.必要書類を提出する
3.審査を受ける
4.条件を確認して契約する
5.買取代金が振り込まれる
「個人向けファクタリング」と給与ファクタリングは違う
個人事業主向けファクタリングに関するよくある質問
個人でもファクタリングできますか?
個人事業主でも即日入金できますか?
1万円でもファクタリングできますか?
開業届を出したばかりでも利用できますか?
確定申告前でも利用できますか?
売掛先が個人事業主でも利用できますか?
審査なしで利用できる個人向けファクタリングはありますか?
ファクタリングを使うと取引先に知られますか?
まとめ|個人事業主は少額対応・必要書類・売掛先条件で選ぶ

個人事業主やフリーランスでも、事業で発生した売掛金・請求書を保有していればファクタリングを利用できます

ただし、「個人なら誰でも使える」という意味ではありません。一般的なファクタリングは、事業者が保有する売掛債権をファクタリング会社へ売却し、支払期日前に資金化する方法です。会社員が給与を前倒しで現金化する「給与ファクタリング」とは異なります。

本記事では、個人事業主が利用できるファクタリング11サービスを、手数料、入金スピード、買取額、必要書類などから比較します。

個人事業主向けファクタリングおすすめ11社比較

個人事業主が利用できるファクタリングサービスを比較すると、次のとおりです。

サービス手数料入金スピード買取額個人事業主特徴
FREENANCE即日払い3〜10%最短5分※1万円〜上限なしフリーランス特化・少額対応
ペイトナー一律10%+振込手数料250円最短10分※1万円〜50万円※個人事業主・一人法人
labol一律10%最短30分1万円〜少額・Web完結
PAYTODAY1〜9.5%最短30分10万円〜上限なし開業直後・AI審査
SoKuMo1〜15%最短30分10万円〜1億円AI審査・オンライン対応
日本中小企業金融サポート機構1.5%〜最短40分※1万円〜上限なし※FACTOR⁺U・必要書類2点
ビートレーディング2者間4%〜・3者間2%〜最短50分※1万円〜必要書類2点・豊富な実績
Easy factor2〜8%最短60分要確認手数料上限8%・オンライン完結
株式会社No.10.5〜15%最短60分※50万円〜3億円個人事業主向け専用サービス
GoodPlus5〜15%最短90分要確認完全オンライン・スマホ対応
QuQuMo1〜14.8%最短2時間上限なし請求書・通帳が基本

※FREENANCEの最短5分は会員登録後の即日払いです。新規会員登録は、登録情報や本人確認書類に問題がない場合でも通常120分以内と案内されています。

※ペイトナーの最短10分は営業時間内の場合です。初回申請額は1万円〜50万円で、利用実績に応じて最大300万円まで拡大します。手数料10%のほか、振込手数料250円が差し引かれます。

※日本中小企業金融サポート機構の最短40分、1万円〜上限なしは、オンライン型の「FACTOR⁺U」の条件です。

※ビートレーディングの最短50分は、300万円未満などを対象としたポータルサイト利用時です。担当者へ相談する通常型は最短2時間です。

結論として、少額ならFREENANCE・ペイトナー・labol、スピードならPAYTODAY・SoKuMo、必要書類を抑えるならFACTOR⁺U・QuQuMo、手数料上限を重視するならEasy factorが有力候補です。

個人事業主でもファクタリングは利用できる?

事業上の売掛債権を保有する個人事業主・フリーランスであれば利用できます。

ファクタリングは、事業者が保有する売掛金を支払期日前にファクタリング会社へ売却する資金調達方法です。

例えば、次のようなケースで利用されます。

  • Web制作会社へ50万円を請求しているフリーランス
  • 元請会社への工事代金100万円を保有する一人親方
  • 荷主への運送料30万円が翌月入金予定の軽貨物事業者
  • 広告運用費の入金が翌々月になる個人事業主
  • 法人向けに継続案件を提供するエンジニアやデザイナー

一方、売却できる事業上の売掛債権がなければ利用できません。

単に生活費が不足している場合や、会社員が給与日前に給与を現金化する目的で利用するものではありません。

個人事業主におすすめのファクタリング11社

FREENANCE即日払い|1万円から最短5分

FREENANCE即日払いは、freeeグループが提供するフリーランス・個人事業主向けの請求書買取サービスです。1万円から利用でき、会員登録後は入金まで最短5分を掲げています。

手数料は請求書額面の3〜10%です。FREENANCE口座を利用しない場合は一律10%となります。買取額には上限を設けておらず、請求書の一部だけを申請することも可能です。

申込はWebで完結します。ただし、最短5分はFREENANCEへの会員登録が終わった後の即日払いです。初回利用では本人確認を含む登録手続きがあるため、新規申込全体が5分で完了するわけではありません。

すでにFREENANCEへ登録済みで、1万円から短時間で資金化する場合の第一候補です。

ペイトナー|1万円から最短10分

ペイトナーは、個人事業主、フリーランス、一人法人を中心に提供されている請求書先払いサービスです。営業時間内なら審査結果を最短10分で回答し、審査完了後に入金されます。

申請額は1万円からで、初回上限は50万円です。利用実績に応じて申請可能額が見直され、最大300万円まで拡大します。手数料は一律10%、振込手数料は250円です。

初回利用では、本人確認書類、請求書、口座の入出金明細が必要です。2回目以降は原則として請求書だけで申請できます。

また、独立直後や個人の取引先にも対応すると案内されています。法人との取引が中心ではないフリーランスにも候補となります。

1万円からの少額利用と、固定手数料による分かりやすさを重視する個人事業主におすすめです。

labol(ラボル)|1万円から一律10%で利用可能

labolは、フリーランスや個人事業主、小規模事業者を対象とするオンライン型の請求書買取サービスです。1万円から利用でき、最短30分での資金調達に対応しています。

手数料は一律10%です。審査結果によって手数料率が変動しないため、申請前に受取額を計算できます。

請求書全額を売却する必要はなく、必要な金額だけを申請することもできます。申込から入金までWeb上で完結するため、店舗への来店も必要ありません。

数万円程度の請求書を、固定10%の手数料でオンライン資金化する場合に候補となります。

PAYTODAY|開業直後の個人事業主にも対応

PAYTODAYは、AI審査を採用したオンライン完結型のファクタリングサービスです。AI審査30分、振込最短30分を掲げています。

手数料は1〜9.5%、買取可能額は10万円から上限なしです。法人、個人事業主、フリーランスが利用でき、公式サイトでは「開業すぐの方もOK」と案内しています。

面談や来店は原則不要で、必要書類をWeb上から提出できます。ただし、本人確認書類、請求書、入出金明細など複数の資料が必要となるため、即日利用では事前準備が重要です。

開業直後で10万円以上の売掛債権を保有している個人事業主には有力なサービスです。

SoKuMo|最短30分・10万円から利用可能

SoKuMoは、AI審査とオンライン契約に対応したファクタリングサービスです。法人だけでなく個人事業主やフリーランスも利用でき、最短30分での振込を掲げています。

手数料は1〜15%、買取可能額は10万円〜1億円です。2者間ファクタリングを採用し、債権譲渡登記も原則不要と案内されています。

申込から契約までオンラインで進められます。主な必要書類は、個人事業主の場合は確定申告書、銀行口座のコピー、請求書です。

10万円以上を最短30分で資金化し、手続きもオンラインで完了させるなら候補となります。

日本中小企業金融サポート機構|FACTOR⁺Uなら最短40分

一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構は、通常のファクタリングに加えて、オンライン型の「FACTOR⁺U」を提供しています。

FACTOR⁺Uは、手数料1.5%〜、1万円〜上限なし、入金まで最短40分です。法人、個人事業主、フリーランスが利用できます。

申請時に必要な基本書類は、直近3カ月分の口座入出金履歴と、請求書や契約書など売掛金に関する資料の2点です。本人情報の登録時には身分証も必要となります。

申請、審査、契約、入金までWeb上で完結し、審査結果は最短10分です。

1万円から利用でき、手数料1.5%〜と必要書類の少なさを重視する場合に有力です。

ビートレーディング|300万円未満なら最短50分

ビートレーディングは、法人、個人事業主、フリーランスに対応するファクタリング会社です。

担当者への相談が不要で300万円未満の資金調達なら、ポータルサイトから最短50分で入金できます。相談しながら進める通常型は最短2時間です。

個人事業主やフリーランス向けには1万円〜300万円の資金調達を案内しており、必要書類は売掛金に関する資料と口座の入出金明細が基本です。

また、累計取引社数9.1万社以上と豊富な実績を公表しています。少額だけでなく、事業規模が拡大した後も利用候補に残せる点が特徴です。

必要書類2点と運営実績を重視し、300万円未満を短時間で資金化する場合におすすめです。

Easy factor|手数料2〜8%で上限まで明確

Easy factorは、法人と個人事業主に対応するオンライン完結型の2者間ファクタリングです。入金まで最短60分、手数料2〜8%を掲げています。

手数料以外の費用は一切発生しないと案内されており、債権譲渡登記や事務手数料も不要です。手数料の上限が8%まで明示されているため、コスト面を重視する個人事業主でも確認しやすい料金体系です。

必要書類は、直近の確定申告書、請求書、通帳のコピーの3点です。Zoomとクラウドサインを利用し、申込から契約までオンラインで進められます。

確定申告済みで、手数料上限8%とオンライン完結を重視する個人事業主には有力です。

株式会社No.1|50万円以上の売掛金なら候補

株式会社No.1は、個人事業主向けの専用ファクタリングサービスを提供しています。個人事業主向けでは最短60分での振込を掲げています。

手数料は0.5〜15%、買取可能額は50万円〜3億円です。少額特化型のサービスとは異なり、数十万円から数百万円以上の売掛債権を保有する事業者が主な対象となります。

全国対応でオンライン契約も可能です。また、売掛先が個人の場合でも、取引実績や請求書などを確認したうえで相談できると案内しています。

50万円以上の売掛債権を持つ個人事業主や、売掛先が個人のケースで相談先を探している場合に候補となります。

GoodPlus|スマホで完全オンライン完結

GoodPlusは、法人と個人事業主に対応するオンライン型ファクタリングです。申込から最短90分での資金化に対応しています。

手数料は5〜15%です。事務手数料などの諸経費はかからず、売掛債権の買取手数料のみと案内されています。

契約は完全オンラインで、スマートフォンからでも手続きを進められます。ただし、売掛先が個人・屋号経営の場合の債権は買取対象外です。

スマートフォンを使って非対面で手続きを完了し、売掛先が法人の場合に候補となります。

QuQuMo|請求書と通帳を基本に最短2時間

QuQuMoは、申込から契約までオンラインで完結する2者間ファクタリングです。申込から入金まで最短2時間で、法人と個人事業主の双方が利用できます。

手数料は1〜14.8%、買取金額には上限を設けていません。少額から高額まで申請できます。

基本資料は請求書と通帳です。ただし、個人事業主では開業届または確定申告書、本人確認資料などが追加で必要になります。

オンライン契約にはクラウドサインを採用しており、原則として来店や対面契約は必要ありません。

基本資料を抑えながら、少額から高額までオンラインで資金化する場合に有力なサービスです。

個人事業主がファクタリング会社を選ぶ7つのポイント

1.個人事業主対応と明記されている会社を選ぶ

最初に確認するのは、個人事業主やフリーランスが利用対象になっているかです。

ファクタリング会社の中には法人のみを対象とするサービスもあります。

今回紹介した11社は、いずれも個人事業主が利用できるサービスです。

ただし、個人事業主対応でも買取金額や必要書類、売掛先の条件は異なります。単に「個人事業主OK」という表示だけでは判断できません。

2.少額の請求書を買い取れるか確認する

個人事業主では、法人より1件あたりの売掛金が小さいケースがあります。

例えば、

  • FREENANCEは1万円〜
  • ペイトナーは1万円〜
  • labolは1万円〜
  • FACTOR⁺Uは1万円〜
  • ビートレーディングは個人事業主向けに1万円〜

となっています。

一方、PAYTODAYとSoKuMoは10万円〜、株式会社No.1は50万円〜です。

5万円を資金化する場合、最低買取額10万円や50万円のサービスは利用できません。最初に最低買取額を確認することが重要です。

3.手数料は最低料率だけで判断しない

ファクタリングでは「手数料1%〜」と表示されていても、実際に1%で契約できるとは限りません。

売掛先の信用力、支払期日、利用金額、取引実績などによって手数料が決まります。

確認する項目は、

  • 最低手数料
  • 上限手数料
  • 振込手数料
  • 事務手数料
  • 登記関連費用

です。

例えばEasy factorは2〜8%、PAYTODAYは1〜9.5%と上限まで公表しています。ペイトナーとlabolは10%固定です。

最低料率だけではなく、最終的な振込額を基準に判断してください。

4.開業直後なら確定申告書の要否を確認する

開業直後の個人事業主は、まだ確定申告を一度もしていない場合があります。

この状態では、過去の確定申告書を必須とするサービスでは申込書類を揃えられません。

PAYTODAYは公式に開業直後でも利用できると案内しています。

ペイトナーも独立直後の利用に対応しています。

QuQuMoでは、個人事業主について開業届または確定申告書の提出を案内しています。

一方、Easy factorは個人事業主に確定申告書を求めています。

開業直後では、売掛債権が存在することに加え、現在用意できる書類で申請可能かを確認する必要があります。

5.売掛先が法人か個人事業主か確認する

個人事業主の記事で特に重要なのが、売掛先の属性です。

自分自身が個人事業主として利用できても、売掛先が個人事業主の場合は買取対象外になるサービスがあります。

GoodPlusは、売掛先が個人・屋号経営の場合は対象外と明記しています。

一方、ペイトナーは独立直後や個人の取引先にも対応しています。

株式会社No.1も、個人への売掛債権について相談可能と案内しています。

取引先もフリーランスや個人事業主の場合は、売掛先が法人であることを条件としないサービスを優先してください。

6.急ぎならオンライン完結型を優先する

個人事業主が即日で資金を必要とする場合、来店や書類郵送が必要なサービスでは手続きに時間がかかります。

オンライン完結型なら、

申込

書類アップロード

審査

電子契約

振込

まで自宅や事務所から進められます。

PAYTODAY、SoKuMo、FACTOR⁺U、Easy factor、GoodPlus、QuQuMoなどはオンラインで契約まで進められます。

即日性を重視する場合は、入金時間だけでなく契約までオンライン完結するかを確認してください。

7.ノンリコースか契約内容を確認する

一般的な買取ファクタリングでは、売掛先が倒産して売掛金を回収できなくなった場合に、利用者へ返済義務を負わせない「ノンリコース」が重要です。

ただし、名称だけで契約の安全性が決まるわけではありません。

契約書に、

  • 売掛金が回収できない場合の強制的な買戻し
  • 利用者自身の資金による支払い義務
  • 実質的な返済義務

などが含まれていないか確認する必要があります。

個人事業主のファクタリング審査は甘い?

「個人事業主だから審査が甘い」「この会社なら必ず通る」と断定できるファクタリング会社はありません。

各社が売掛債権や取引内容を審査しており、最終的な買取可否は申込後に決まります。

「審査なし」「100%利用可能」などを過度に強調する業者には注意が必要です。

ファクタリングでは利用者本人の財務状況だけではなく、特に売掛先から売掛金を回収できる可能性が重要です。

一般的には、

  • 売掛先の信用力
  • 売掛先との取引期間
  • 過去の入金実績
  • 請求書の支払期日
  • 売掛金の金額
  • 提出書類の整合性

などが確認されます。

個人事業主でも、継続的に取引している信用力のある売掛先への債権を保有していれば、ファクタリング審査を受けられます。

開業したばかりの個人事業主でもファクタリングできる?

開業直後でも利用できるサービスがあります。

PAYTODAYは「開業すぐの方もOK」と公式サイトで明記しています。

ペイトナーも独立直後の利用に対応しています。

ファクタリングは融資とは異なり、利用者本人の数年間の事業実績だけで判断する仕組みではありません。

ただし、開業しただけでは利用できません。

売却できる売掛債権がすでに発生していることが基本条件です。

まだ仕事を受注しておらず、請求できる売掛金も存在しない場合は、通常の請求書ファクタリングは利用できません。

受注後、請求書を発行する前に資金が必要な場合は、注文書や発注書を対象とする注文書ファクタリングが候補になります。

関連記事 注文書ファクタリングとは?おすすめサービス・仕組みを解説

個人事業主がファクタリングを使うメリット

銀行融資より短期間で資金調達できる

銀行融資では、申込から融資実行まで一定の日数が必要です。

一方、ファクタリングにはFREENANCEの最短5分、ペイトナーの最短10分、PAYTODAY・SoKuMo・labolの最短30分など、短時間での資金化を掲げるサービスがあります。

急な仕入代、外注費、広告費などへの対応では、融資より短期間で資金を確保できます。

借入ではない

適正な売掛債権の売買として行われるファクタリングは、銀行融資とは資金調達の仕組みが異なります。

利用者が保有する売掛債権を売却し、その代金を受け取る取引です。

そのため、通常の融資と同じ返済方式ではありません。

赤字でも申込できる場合がある

融資では申込者自身の返済能力が重要ですが、ファクタリングでは売掛先の信用力も重視されます。

SoKuMoや株式会社No.1などは、赤字決算でも相談可能と案内しています。

ただし、赤字であれば必ず審査に通るという意味ではありません。

数万円単位の資金不足にも対応できる

個人事業主では、

  • パソコンの故障
  • 資材購入
  • 外注費
  • 広告費
  • 車両修理
  • 交通費

など、数万円〜数十万円程度の急な資金需要もあります。

FREENANCE、ペイトナー、labol、FACTOR⁺Uなどは1万円から利用できます。

少額対応のサービスなら、必要以上に大きな金額を資金化する必要がありません。

個人事業主がファクタリングを利用するデメリット

手数料分だけ売上の手取りが減る

最大のデメリットは手数料です。

例えば売掛金50万円を手数料10%で売却すると、

50万円 − 5万円 = 45万円

が単純計算上の受取額になります。

さらに振込手数料などが発生する場合は、実際の入金額が減ります。

将来50万円受け取れる売掛金を45万円で早期現金化しているため、継続的な利用は利益とキャッシュフローを圧迫します。

売掛金がなければ利用できない

ファクタリングでは、売却する売掛債権が必要です。

まだ仕事を受注していない場合や、現金商売だけを行っている場合には利用できません。

開業資金そのものを調達するサービスではない点にも注意が必要です。

売掛先によって利用できない場合がある

個人事業主では、

自分も個人事業主

取引先も個人事業主

というケースがあります。

この場合、売掛先を法人に限定するサービスでは利用できません。

取引先も個人事業主の場合は、ペイトナーや株式会社No.1など、個人への売掛債権について利用または相談できるサービスを確認してください。

個人事業主がファクタリングを利用する流れ

一般的には次の5ステップです。

1.ファクタリング会社へ申し込む

Webフォームなどから氏名、屋号、売掛先、希望金額などを入力します。

即日入金が必要なら、午前中から手続きを始めるのが基本です。

2.必要書類を提出する

代表的な書類は、

  • 請求書
  • 銀行口座の入出金明細
  • 本人確認書類
  • 確定申告書

などです。

必要書類は会社によって異なります。

FACTOR⁺Uは売掛金資料と入出金履歴が基本、Easy factorでは個人事業主に確定申告書も必要です。

3.審査を受ける

提出した請求書や取引状況をもとに、売掛金の買取可否や手数料が決まります。

利用者本人だけでなく、売掛先の信用力も重要な審査項目です。

4.条件を確認して契約する

買取金額、手数料、最終受取額、契約内容を確認します。

手数料率だけではなく、最終的に口座へいくら振り込まれるかを確認することが重要です。

5.買取代金が振り込まれる

契約完了後、指定口座へ買取代金が振り込まれます。

2者間ファクタリングでは、後日売掛先から代金を受け取った後、契約内容に従ってファクタリング会社へ送金する方式が一般的です。

「個人向けファクタリング」と給与ファクタリングは違う

「ファクタリング 個人」で検索するときに、特に注意したいポイントです。

個人事業主の事業上の請求書を売却するファクタリングと、会社員の給与を現金化する給与ファクタリングは別物です。

本記事で紹介しているのは、事業で発生した売掛債権を保有する個人事業主やフリーランス向けのサービスです。

会社員が、

「給料日前に現金が必要」

という理由で利用するサービスではありません。

個人事業主向けファクタリングに関するよくある質問

個人でもファクタリングできますか?

事業上の売掛債権を保有する個人事業主・フリーランスであれば利用できます。

本記事で紹介したFREENANCE、ペイトナー、labol、PAYTODAY、SoKuMo、FACTOR⁺U、ビートレーディング、Easy factor、株式会社No.1、GoodPlus、QuQuMoはいずれも個人事業主に対応しています。

単なる会社員など、事業上の売掛債権を保有していない個人が利用するものではありません。

個人事業主でも即日入金できますか?

可能です。

FREENANCEは最短5分、ペイトナーは最短10分、labol・PAYTODAY・SoKuMoは最短30分、FACTOR⁺Uは最短40分を掲げています。

ただし、最短時間は必要書類が揃い、審査や契約が滞りなく進んだ場合の時間です。

1万円でもファクタリングできますか?

1万円から利用できるサービスがあります。

代表的なのは、

  • FREENANCE
  • ペイトナー
  • labol
  • FACTOR⁺U
  • ビートレーディング

です。

一方、PAYTODAYとSoKuMoは10万円から、株式会社No.1は50万円からとなります。

開業届を出したばかりでも利用できますか?

サービスによっては利用できます。

PAYTODAYは開業直後の利用を公式に案内しています。

ペイトナーも独立直後の利用に対応しています。

ただし、通常の請求書ファクタリングでは売却対象となる売掛債権が必要です。

開業しただけで売上や請求書がまだない場合は利用できません。

確定申告前でも利用できますか?

確定申告書を必須としていないサービスなら利用できる可能性があります。

ペイトナーの初回必要書類は本人確認書類、請求書、入出金明細が基本です。

FACTOR⁺Uも申請時の基本書類は入出金履歴と売掛金資料の2点です。

QuQuMoでは個人事業主について、開業届または確定申告書の提出を案内しています。

一方、Easy factorでは個人事業主に確定申告書が必要です。

売掛先が個人事業主でも利用できますか?

サービスによって異なります。

ペイトナーは個人の取引先にも対応しています。

株式会社No.1も、個人への売掛債権について相談可能としています。

一方、GoodPlusは売掛先が個人・屋号経営の場合は対象外です。

取引先も個人事業主の場合は、この条件を最優先で確認してください。

審査なしで利用できる個人向けファクタリングはありますか?

「審査なし」を前提にサービスを探すべきではありません。

ファクタリング会社は、売掛債権の存在や売掛先の支払能力などを確認します。

「誰でも利用可能」「審査なし」「100%通過」などの表現だけで判断せず、契約条件まで確認する必要があります。

ファクタリングを使うと取引先に知られますか?

2者間ファクタリングでは、売掛先への通知や承諾を原則必要としないサービスがあります。

QuQuMoは2者間契約で取引先への通知が不要と案内しています。

SoKuMoも2者間ファクタリングを提供しています。

ただし、契約方式や条件によって異なるため、申込前の確認が必要です。

まとめ|個人事業主は少額対応・必要書類・売掛先条件で選ぶ

個人事業主やフリーランスでも、事業で発生した売掛債権を保有していればファクタリングを利用できます。

11社を条件別に整理すると、

  • 登録済みで最短5分ならFREENANCE
  • 1万円から最短10分ならペイトナー
  • 1万円から固定10%ならlabol
  • 開業直後ならPAYTODAY
  • 最短30分・10万円〜ならSoKuMo
  • 必要書類2点・最短40分ならFACTOR⁺U
  • 300万円未満を最短50分ならビートレーディング
  • 手数料上限8%ならEasy factor
  • 50万円以上なら株式会社No.1
  • スマホで完全オンラインならGoodPlus
  • 基本書類を抑えるならQuQuMo

が主な候補です。

個人事業主の場合は、法人以上に最低買取額、確定申告書の要否、売掛先が法人である必要があるかがサービス選びを左右します。

例えば1万円から利用できるサービスでも、売掛先や必要書類の条件は異なります。まず手元の請求書が買取対象になるかを確認し、そのうえで手数料と入金時間を確認するのが基本です。

ファクタリングは売掛金を支払期日前に資金化できる一方、手数料分だけ将来受け取れる金額が減ります。

契約前には「手数料○%〜」という表示だけではなく、最終的な振込額と契約条件まで確認してください。

この記事の著者

OREND FINANCE編集部

OREND FINANCE編集部

「法人・個人事業主のお金」に関する情報を専門に扱う金融情報メディアです。中小企業支援策・金融機関の公式情報・最新の制度改正など、公的ソースに基づいた正確なリサーチをもとに、読者の判断に役立つ信頼性の高い記事を発信しています。実務で役立つ視点と一次情報の丁寧な整理を通じて、ビジネスの意思決定を支援します。
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