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個人事業主におすすめの銀行口座7選比較!事業用口座の選び方と開設の流れ

更新日:
目次
個人事業主におすすめの銀行口座を比較
個人事業主が銀行口座を選ぶポイント
振込手数料とATM手数料を確認する
屋号付き口座に対応しているか確認する
会計ソフトと連携できるか確認する
ネットバンキングの機能を確認する
取引先からの信用面を確認する
個人事業主におすすめの銀行口座7選
GMOあおぞらネット銀行(ビジネス支援機能が充実)
住信SBIネット銀行(振込手数料が安く、使いやすい)
楽天銀行(楽天経済圏との連携、ポイント還元)
PayPay銀行(PayPayとの相性、スピーディな開設)
三井住友銀行
三菱UFJ銀行
みずほ銀行
用途別に見る個人事業主におすすめの銀行口座
振込が多い個人事業主におすすめの銀行口座
屋号付き口座を作りたい個人事業主におすすめの銀行口座
会計ソフトと連携したい個人事業主におすすめの銀行口座
ネットで口座開設を完結したい個人事業主におすすめの銀行口座
取引先からの信用を重視する個人事業主におすすめの銀行口座
個人事業主は事業用銀行口座を作るべき?
個人事業主は屋号付き口座を作れる?
個人事業主が銀行口座を開設する流れ
個人事業主の銀行口座に関するよくある質問
個人口座を事業用口座として使っても問題ない?
屋号なしの銀行口座でも事業用に使える?
個人事業主は銀行口座を複数持つべき?
開業届を出す前でも銀行口座は開設できる?
事業用口座を作らないと確定申告で不利になる?

個人事業主におすすめの銀行口座を比較

振込手数料とオンライン完結を重視するならGMOあおぞらネット銀行、屋号付き口座を短期間で用意したいならPayPay銀行、楽天サービスを事業で使うなら楽天銀行が候補です。取引先の安心感や対面相談を重視する場合は、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行も比較対象になります。

銀行名ロゴ特徴口座開設費口座開設
スピード
口座維持費複数口座振込手数料
(他行宛1件)
海外送金
手数料
利用可能
時間帯
還元率キャンペーン
GMOあおぞらネット銀行手数料が低い
個人事業主口座にも強い
無料最短即日無料
最大20
130円
→121円※1
提携先ワイズ社のサービス利用
手数料は問い合わせ
24時間365日法人デビットカード
最大1.5%
他行宛振込手数料
月20回まで無料
最大1年間
住信SBIネット銀行低コスト運用ができる無料最短翌日無料145円
→130円※2
初期導入手数料:55,000円
送金手数料3,500円/件ほか
24時間365日法人デビットカード
最大1.0%
楽天銀行個人ビジネス口座あり無料通常1週間無料
最大20
150円(30,000円未満)
229円(30,000円以上)
送金手数料1,000円24時間365日楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)で
1.0%キャッシュバック
PayPay銀行屋号付き個人事業主口座
短期間で解説
無料最短当日無料
審査による
145円PayForex利用で可能24時間365日Visaデビットカード翌月払い利用
0.5%キャッシュバック
デビットカード翌月払い新規申込・利用
最大20,000円キャッシュバック
※1:振込料金とくとく会員(月500円)※2:振込み優遇プログラムの条件達成により

手数料はチャネル、契約種別、振込金額、キャンペーンで変わります。比較時は、自分が毎月何件振り込むかを先に出し、年間コストで見ることが重要です。

個人事業主が銀行口座を選ぶポイント

銀行口座を選ぶときは、知名度だけで決めてはいけません。毎月の振込件数、屋号の必要性、経理方法、現金入出金の頻度で候補は変わります。ここでは、失敗を避けるための判断軸を整理します。

個人事業主が銀行口座を選ぶポイント
  • 振込手数料とATM手数料
  • 屋号付き口座に対応しているか
  • ネットバンキングの機能
  • 取引先からの信用面

振込手数料とATM手数料を確認する

口座維持手数料よりも、毎月発生する振込手数料とATM手数料を優先してください。外注費や仕入代金の支払いが多い事業では、1件あたり数十円から数百円の差が年間コストに直結します。確認すべき項目は次の通りです。

  • 他行宛振込手数料
  • 同一銀行宛振込手数料
  • ATM入金手数料
  • ATM出金手数料
  • 無料回数

屋号付き口座に対応しているか確認する

屋号付き口座は、請求書に事業名義の振込先を載せたい場合に重要です。個人事業主の口座は、多くの銀行で「屋号+個人名」または「個人名+屋号」という名義になります。屋号のみで開設できるとは限らないため、口座名義の表示方法は申込前に必ず確認してください。

会計ソフトと連携できるか確認する

会計ソフト連携は、記帳作業を減らすうえで重要です。入出金明細を自動取得できれば、売上入金、経費支払い、振込手数料の記録をまとめて処理できます。freee、マネーフォワード、弥生会計を使う予定なら、銀行側だけでなく会計ソフト側の連携一覧も確認してください。

ネットバンキングの機能を確認する

事業用口座は、窓口で使う口座ではなく、日常の資金管理を行う口座です。スマホアプリ、振込予約、明細ダウンロード、入出金通知、利用者権限、定期振込の有無を確認してください。特に外注先への支払いが毎月ある場合、振込予約やCSV取り込みの有無で作業時間が変わります。

取引先からの信用面を確認する

BtoB取引では、銀行名や口座名義が取引先の印象に影響する場面があります。ネット銀行でも実務上問題ない取引は多い一方、官公庁、法人取引、店舗ビジネスではメガバンクや地域金融機関が安心材料になることがあります。コストと信用のどちらを優先するかを先に決めるべきです。

個人事業主におすすめの銀行口座7選

ここからは具体的な候補を紹介します。ネット銀行は手数料とオンライン手続き、メガバンクは知名度と対面相談に強みがあります。最初の1行はネット銀行、信用面や融資相談を重視する場合はメガバンクを追加するという考え方が現実的です。

GMOあおぞらネット銀行(ビジネス支援機能が充実)

GMOあおぞらネット銀行は、スタートアップや中小企業向けのビジネス支援機能が充実している点が特徴です。振込手数料の安さに加え、会計ソフトとのAPI連携のしやすさ、GMOグループのサービスとの連携など、事業効率化に役立つ機能が多く提供されています。法人口座向けのサービスに力を入れているため、経営をサポートする視点での活用が期待できます。

おすすめポイント
・他行宛振込手数料が安い
・会計ソフトとの連携がスムーズで経理を自動化
・GMOのサービスとの連携が豊富
・法人口座向けのオンライン融資サービスあり
・Visaデビットカードも発行可能
項目内容
口座開設費無料
口座開設スピード最短即日
口座維持費(月額費用)無料
複数口座開設代表口座1つにつき19口座まで
ネットバンキング対応
Pay-easy(ペイジー)対応
振込手数料同行無料
他行130円/件(2025年8月1日より)
振込料金とくとく会員登録で121円/件
海外送金提携先ワイズ社のサービス利用、手数料は問い合わせ
利用可能時間24時間365日(メンテナンス時間を除く)
還元率法人デビットカードで最大1.5%
その他他行宛振込手数料月20回まで無料最大1年間(条件による)

住信SBIネット銀行(振込手数料が安く、使いやすい)



住信SBIネット銀行は、ネット専業銀行ならではの手軽さと、振込手数料の安さが魅力です。口座開設から各種手続きまでオンラインで完結し、外出先でも簡単に資金管理が可能。月額利用料がかからず、振込手数料も他行宛てであっても業界最安水準。定期的な自動振込設定もできるため、定型的な支払いが多い企業にも最適です。ネットバンキングの操作性も高く、日常的な資金管理をスムーズに行えます。

おすすめポイント
・他行宛振込手数料が安くい
・条件達成で無料振込枠が利用できる
・24時間365日いつでも利用できる
・ウェブサイトやアプリが使いやすい
・口座開設でデビットカードが自動付帯
項目内容
口座開設費無料
口座開設スピード最短翌日
口座維持費(月額費用)無料
複数口座開設不可(代表口座のみ)
ネットバンキング対応
Pay-easy(ペイジー)対応
振込手数料同行無料
他行145円/件 
*振込み優遇プログラムで割引:条件により130円/件
海外送金初期導入手数料:55,000円(税込)
送金時手数料:3,500円/件のほか、円貨送金、為替コスト、
中継銀行手数料ほか送金形態により発生
利用可能時間原則24時間対応
還元率法人デビットカード最大1.0%
その他

楽天銀行(楽天経済圏との連携、ポイント還元)

楽天銀行は、楽天グループのサービスを幅広く利用している企業にとって特にメリットが大きい法人口座です。楽天ポイントの獲得や利用、楽天ペイとの連携など、「楽天経済圏」の強みを活かしたサービスが特徴。普段から楽天のサービスを利用しているなら、資金管理とポイント活用を両立させながら、業務効率を高められます。

おすすめポイント
楽天ポイントを貯めたり、利用できる
・楽天ペイや楽天カードとの連携がスムーズ
・振込手数料が安価
・24時間365日いつでも利用できる
・個人の楽天銀行口座との連携も簡単
項目内容
口座開設費無料
口座開設スピード通常1週間
口座維持費(月額費用)無料
複数口座最大20口座まで
ネットバンキング対応
Pay-easy(ペイジー)対応
振込手数料同行あて:52円/件、
他行あて:30,000円未満:150円/件     
     30,000円以上:229円/件
海外送金海外送金手数料:1,000円
利用可能時間原則24時間対応
還元率楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)で1.0%キャッシュバック
その他楽天銀行マルチペイメントサービス

PayPay銀行(PayPayとの相性、スピーディな開設)

PayPay銀行は、PayPayとの連携に強みを持つネット銀行です。PayPayでの決済が多い事業者や、スピーディな口座開設を求める企業におすすめです。シンプルで使いやすいインターフェースも特徴で、日々の少額決済や個人事業主からの法人成りにも適しています。特にフリーランスや個人法人、IT系の小規模事業者に人気があります。

おすすめポイント
・PayPay残高へのチャージがスムーズ
・口座開設の審査スピードが速い
・振込手数料が145円
・ネットバンキングの操作が簡単で
・デビット機能付きキャッシュカードも発行できる
項目内容
口座開設費無料
口座開設スピード最短当日
口座維持費(月額費用)無料
複数口座申込審査結果による
ネットバンキング対応
Pay-easy(ペイジー)対応
振込手数料同行無料
他行145円/件
*口座開設日から翌々月末まで月5回まで無料
海外送金提携サービスPayForexで可能(送金手数料最安0円〜)
利用可能時間原則24時間対応
還元率Visaデビットカード翌月払い利用で、0.5%キャッシュバック
その他【キャンペーン期間:〜2026年3月31日】
デビット翌月払いを口座開設と同時申し込みで最大20,000円キャッシュバック

三井住友銀行

三井住友銀行は、メガバンクの知名度や店舗網を重視する個人事業主の候補です。請求先が大手企業、官公庁、地域の法人である場合、メガバンクの口座は信頼性を上げる材料になります。一方で、ネット銀行と比べると手数料や手続きの条件は複雑です。屋号付き口座を希望する場合は、来店前に店舗へ確認してください。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行は、屋号付き口座をメガバンクで作りたい個人事業主に候補となります。屋号付き口座は店頭でのみ手続きでき、本人確認書類、届出印、屋号付きで営業していることを確認できる書類が必要です。個人向けの三菱UFJダイレクトは、屋号付き名義では利用できないため、事業用のネットバンキングはBizSTATIONなどを確認する必要があります。

みずほ銀行

みずほ銀行は、営業性個人として事業用口座を作りたい個人事業主に候補となります。手続きは法人口座開設ができる店舗で行い、インターネットからは申し込めません。本人確認書類、印鑑、営業事実確認書類が必要で、開業届の控え、確定申告書、許認可証、ウェブサイトなどが確認資料になります。対面相談、既存取引、将来の法人化を見据える場合に比較したい銀行です。

用途別に見る個人事業主におすすめの銀行口座

銀行口座は、事業の使い方によって正解が変わります。手数料だけで決めると、屋号対応や取引先への印象で困る場合があります。用途別に候補を整理しておきましょう。

用途重視する条件おすすめ候補注意点
振込が多い他行宛手数料、総合振込、振込予約GMOあおぞらネット銀行PayPay銀行月間件数で年間コストを計算する
屋号付き口座を作りたい屋号の名義表示、必要書類GMOあおぞらネット銀行PayPay銀行楽天銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行屋号のみで使えるとは限らない
会計ソフトと連携したい明細取得、API連携、CSV出力ネット銀行全般、メガバンクの事業者向けサービス会計ソフト側の対応状況も確認する
ネットで完結したいWeb申込、本人確認、郵送の有無GMOあおぞらネット銀行PayPay銀行審査結果により追加確認がある
信用面を重視したい銀行名の認知度、店舗相談、融資相談三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行手数料はネット銀行より高くなる場合がある

振込が多い個人事業主におすすめの銀行口座

外注費、仕入代金、業務委託費の支払いが多い個人事業主は、ネット銀行を中心に選ぶべきです。GMOあおぞらネット銀行は他行宛一律130円、PayPay銀行は他行宛一律145円のため、毎月の振込件数が多いほど差が出ます。

候補他行宛振込手数料見るべき点
GMOあおぞらネット銀行一律130円振込予約を確認
住信SBIネット銀行145円→130円※※振込み優遇プログラムの条件達成
PayPay銀行一律145円口座開設直後の無料特典も確認
楽天銀行150円または229円楽天銀行宛の振込が多いか確認

屋号付き口座を作りたい個人事業主におすすめの銀行口座

屋号付き口座を作りたい場合は、対応銀行から選ぶ必要があります。個人事業主の屋号付き口座は、多くの場合「屋号+個人名」または「個人名+屋号」です。請求書に屋号を載せたい場合でも、受取人口座名義に個人名が含まれるケースがある点は理解しておきましょう。

候補屋号付き口座の扱い補足
GMOあおぞらネット銀行屋号付きと個人名のみを選べるオンライン完結で申込可能
PayPay銀行屋号+個人名のみ屋号なしの個人事業主口座は不可
楽天銀行屋号+氏名、氏名+屋号、氏名のみ屋号のみは不可
三菱UFJ銀行店頭で申込可営業事実確認書類が必要
みずほ銀行店舗で申込可法人口座開設ができる店舗で手続き

会計ソフトと連携したい個人事業主におすすめの銀行口座

会計ソフトと連携したい場合は、銀行名だけでなく、使う会計ソフトの連携先を確認してください。freee、マネーフォワード、弥生会計は銀行口座の明細取得に対応していますが、接続方式や取得できる期間はサービスごとに異なります。銀行を決める前に、使う会計ソフトの連携一覧を確認するのが確実です。

目的確認する項目候補
入出金明細を自動取得したいAPI連携、明細取得期間GMOあおぞらネット銀行楽天銀行PayPay銀行
CSVで処理したい明細ダウンロード形式ネット銀行、メガバンクの事業者向けサービス
振込データも管理したい総合振込、振込予約、権限設定事業者向けネットバンキング

ネットで口座開設を完結したい個人事業主におすすめの銀行口座

来店せずに口座を用意したい場合は、ネット銀行が中心です。GMOあおぞらネット銀行とPayPay銀行は、Webから個人事業主口座の申込を進められます。メガバンクは屋号付き口座の場合、店舗手続きが必要になることがあります。開業直後で急ぐなら、オンライン完結の銀行を先に比較してください。

候補申込方法注意点
GMOあおぞらネット銀行Web完結審査で追加確認が入る場合がある
PayPay銀行Web申込屋号設定が必要
楽天銀行個人口座にログインして申込楽天銀行の個人口座が前提

取引先からの信用を重視する個人事業主におすすめの銀行口座

取引先からの信用を重視する場合は、メガバンクを検討してください。請求先が法人、公共性の高い団体、地域の老舗企業である場合、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行のような認知度の高い銀行名が安心材料になることがあります。ただし、振込手数料やネットバンキングの月額費用はネット銀行より高くなる場合があります。メイン口座をネット銀行、信用面の補完としてメガバンクを持つ方法も現実的です。

個人事業主は事業用銀行口座を作るべき?

個人事業主は、事業用銀行口座を作るべきです。法律上、必ず専用口座が必要というわけではありません。しかし、売上と生活費が混ざると、記帳、経費精算、確定申告、税務調査時の説明が複雑になります。専用口座を作れば、入金と支払いの流れが明確になり、会計ソフトの自動連携も活用できます。

注意点は、口座が増えることで残高管理や振込先の切り替えが必要になることです。ただし、この手間は最初だけです。開業直後から事業用口座を分けておけば、後から通帳や明細を仕分ける負担を避けられます。

個人事業主は屋号付き口座を作れる?

個人事業主は屋号付き口座を作れます。ただし、すべての銀行が対応しているわけではありません。銀行によって、名義表示、必要書類、申込方法、審査基準が異なります。屋号のみで開設できる銀行は限られるため、実務上は「屋号+個人名」と考えておくのが現実的です。

銀行屋号付き口座の可否申込方法主な確認事項
GMOあおぞらネット銀行Web屋号付きまたは個人名のみ
PayPay銀行Web屋号+個人名。屋号なしは不可
楽天銀行Web屋号+氏名、氏名+屋号、氏名のみ
住信SBIネット銀行不可アプリ屋号名義は不可
三菱UFJ銀行店舗営業事実確認書類が必要
みずほ銀行店舗法人口座開設ができる店舗で手続き
三井住友銀行要確認店舗事前に店舗へ確認

必要書類は、本人確認書類、開業届の控え、確定申告書、許認可証、事業用ウェブサイト、請求書、賃貸契約書などが代表例です。銀行は犯罪利用防止の観点から事業実態を確認するため、単に屋号があるだけではなく、事業内容を説明できる資料を準備してください。

個人事業主が銀行口座を開設する流れ

銀行口座の開設は、銀行選びよりも書類準備で差が出ます。特に屋号付き口座では、本人確認だけでなく事業実態の確認が入ります。次の流れで進めてください。

1. 事業用口座の役割を決める

売上入金用、経費支払い用、税金積立用など、口座の役割を先に決めます。最初は売上入金と経費支払いを一つの口座にまとめても問題ありません。

2. 開設する銀行を選ぶ

振込手数料、屋号付き口座、会計ソフト連携、ネットバンキング機能を比較します。振込が多いならネット銀行、信用面を重視するならメガバンクも候補です。

3. 必要書類を準備する

本人確認書類、開業届の控え、事業内容が分かる資料、屋号が確認できる資料を用意します。許認可が必要な業種では許認可証も準備します。

4. Webまたは店舗で申し込む

ネット銀行はWebで申込を進め、メガバンクの屋号付き口座は店舗で手続きするのが基本です。店舗に行く場合は事前予約を行い、必要書類を確認しておきます。

5. 本人確認と審査を受ける

銀行は本人確認、事業内容、口座利用目的を確認します。審査の結果、追加書類の提出を求められる場合があります。

6. 口座開設後に会計ソフトと連携する

口座が開設できたら、会計ソフトに銀行口座を登録し、入出金明細を取り込める状態にします。請求書や決済サービスの入金先も新しい口座へ切り替えます。

個人事業主の銀行口座に関するよくある質問

最後に、個人事業主が銀行口座を選ぶときによく出る疑問に答えます。

個人口座を事業用口座として使っても問題ない?

個人口座を事業用として使うこと自体は可能です。ただし、生活費と売上入金が混ざると帳簿作成が複雑になります。事業用として使う口座は、プライベート用と分けるべきです。

屋号なしの銀行口座でも事業用に使える?

屋号なしの個人名義口座でも事業用に使えます。個人名で活動しているフリーランスや副業の段階では、個人名義口座から始めても問題ありません。請求先に屋号を見せたい場合や店舗名で入金を受けたい場合は、屋号付き口座を検討してください。

個人事業主は銀行口座を複数持つべき?

最初から多くの口座を作る必要はありません。まずは売上入金と経費支払いを管理する事業用口座を一つ作りましょう。事業が広がったら、税金積立用、事業拡大資金用、入金専用口座を追加すると管理が明確になります。

開業届を出す前でも銀行口座は開設できる?

個人名義の通常口座であれば開設できる場合があります。一方、個人事業主口座や屋号付き口座では、開業届の控えや事業実態を示す書類を求められることがあります。屋号付き口座を作りたいなら、開業届を提出してから申し込む方が確実です。

事業用口座を作らないと確定申告で不利になる?

事業用口座がないだけで、確定申告上ただちに不利になるわけではありません。ただし、帳簿や証憑の説明が複雑になります。国税庁は事業所得などについて記帳と帳簿等の保存を求めているため、入出金の流れを明確にできる事業用口座を持つ方が実務上有利です。

個人事業主の銀行口座は、最初に完璧な一つを選ぶよりも、事業の使い方に合わせて口座を分ける発想が重要です。まずは手数料、屋号、会計ソフト連携を基準にメイン口座を決め、取引先の信用面や将来の融資相談が必要になった段階でメガバンクを追加すると、無駄の少ない運用になります。

この記事の著者

OREND FINANCE編集部

OREND FINANCE編集部

「法人・個人事業主のお金」に関する情報を専門に扱う金融情報メディアです。中小企業支援策・金融機関の公式情報・最新の制度改正など、公的ソースに基づいた正確なリサーチをもとに、読者の判断に役立つ信頼性の高い記事を発信しています。実務で役立つ視点と一次情報の丁寧な整理を通じて、ビジネスの意思決定を支援します。
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